野心と成功願望


「テルテルポーズ」のカラーって呼べるほどのものはまだないのですが、がつがつした感じというようなものからは遠ざかっていて、それってあたしたちに野心がないからじゃないの?的な話が内々では主流になりつつあったのですが、こないだ別件で歳上の知人と話していたら「野心と成功願望は違うのだ」というようなことを言っていて、つまり僕たちに欠けてるのは野心ではなくて単に有り体な「成功」へのイメージなのかもしれない。なんかその、垂直な「成功」へのベクトルがあって、そのために他人の顔色を伺ったり他人を支配したりするみたいなのはイヤだと思うけれど、とはいえそうした「成功」への抵抗感覚というか違和感は、単にナイーヴで(青くさい)ストイックな感情と呼べるような代物ではなく、もはやここまで来たらその人の(僕の、私たちの)生き方の問題と言い切ってしまっても差し支えないのではないかね? でも野心はあるよ。あると思います。


っていうか執筆者紹介のページとか早く作んなくちゃ……。