下北沢→赤坂

夕方、チャリで下北沢に行って「ほん吉」にテルテルポーズを納品。委託は基本的に扱っていないそうだから、伊藤文學さんの「薔薇族」と「テルテルポーズ」だけが、このお店での委託商品だということに! ありがたいことです。


ところで稽古中の快快が近くにいるらしく、イーハトーボで珈琲を飲んで待つ。おかわりをしたらチョコレートをおまけに付けてくれた。そして二階の窓から一番街をぼんやり眺めていたら、快快の五人組がぷらぷら歩いてきてそのまま通り過ぎていく。一方的に眺めていることの愉楽、というものはあったけれどそれに浸っているわけにもいかないので、電話して戻ってきてもらって。この街に馴染んでいるようで馴染んでいないような、現実の中にいるのか演技の中にいるのかわからない彼らにテルテルポーズを渡すと、なんだか秘密文書を託している気分に。


時間がないので立ち話だけして電車で赤坂へ。文化系トークラジオLifeスピンオフの収録。ゲスト、タナダユキ。こちらの手際があまりよくなくて(というか最終的にはアンコントローラブルなのが面白い、というやり方で普段仕事しているので緻密な設計図を求められても出せないという致命的な欠点が……)、プロデューサーや出演者のみなさんにはご心配をおかけしたかと思いますが、結果的にトークはドライヴし、やってよかったと心底思いました。スイッチが入った時のチキくんの司会は見事というほかなく、傍で見ていて感動。それでも、プロデューサーから愛のあるダメ出しもあったりなんかした後、ひさしぶりに居酒屋「ぶんぶん」で気持ちよく酔っぱらう。深夜の生放送もいいけど、やっぱ早い時間の収録もいいなー。